おすすめの介護用おしりふきウォーマー5選！【失敗しない選び方】

おむつ交換時に、おしりふきの冷たさに抵抗を感じる人は多くいます。おしりふきウォーマーがあれば、おしりふきの冷たさや、お尻かぶれを防げるため、おすすめです。この記事では、介護用おしりふきウォーマーのメリットや選び方、使用方法などを解説します。

記事を読めば、おしりふきウォーマーの重要性がわかり、適切な製品を選んで効果的に使用できます。介護用おしりふきウォーマーは、被介護者の快適性を高め、介護者の作業効率を向上させる優れたアイテムです。適切な温度のおしりふきを使用し、被介護者の肌トラブルのリスクを軽減しましょう。

おすすめの介護用おしりふきウォーマーの選び方

介護用おしりふきウォーマーの選び方は、以下のとおりです。

保温性能と温度調整機能で選ぶ

おしりふきウォーマーを選ぶ際は、保温性能と温度調整機能が重要です。保温性能の高い製品を選ぶと、長時間おしりふきを温かい状態に保てます。介護の際に、何度もおしりふきを温め直す手間が省ける点が特徴です。温度調整機能は、個々の好みや肌の状態に合わせて最適な温度を設定できます。

温度表示機能付きの製品を選ぶと、設定温度を正確に把握できます。おしりふきウォーマーを選ぶ際は、以下の特徴があるタイプがおすすめです。

エネルギー効率の良い製品を選ぶと、長期的なコスト削減にもつながります。

使用環境に合ったサイズとデザインを選ぶ

おしりふきウォーマーを選ぶ際は、使用環境に合ったサイズとデザインを選びましょう。コンパクトで持ち運びしやすいデザインや、収納スペースに合ったサイズを選ぶと使い勝手が良くなります。使用頻度に応じた容量で、介護者の身体的負担を考慮した重さのタイプがおすすめです。

機能性とコストパフォーマンスを考慮する

おしりふきウォーマーを選ぶ際は、機能性とコストパフォーマンスのバランスを考慮してください。長期的な視点で選ぶと、より満足度の高い製品を見つけられます。以下の点に注目して選びましょう。

温度調整や自動OFF機能があると便利です。初期投資だけでなく、長期的なランニングコストも考慮しましょう。口コミや評価も参考になります。

おしりふきウォーマー 介護用のおすすめ5選

商品名	料金(税込)	最高温度	電源	サイズ(cm)	特徴	おすすめの人	詳細
ふくぽっか	4,950円	45℃	コンセント	25.5×15.5×13.0	大判サイズのおしりふきに使用できる	大判サイズのおしりふきを使っている人	詳細を見る
コンビ クイックウォーマー ハンディ	4,408円	45℃	コンセント	21.9×17.9×15.4	片手で扱いやすい	おしりふきを移動させて使いたい人	詳細を見る
リッチェル おしりふきウォーマーR	4,400円	45℃	コンセント	17.5×11.4×10.5	ボタン1つで電源のON/ OFFが可能	電源ボタンでON・OFFを切り替えたい人	詳細を見る
上から温め ウエットティッシュウオーマー	3,850円	55℃	USB	20.0×12.0×9.8	40～55℃まで4段階の調整可能	温度調節を細かく調整したい人	詳細を見る
LifeBasisおしりふきウォーマー	3,999円	60℃	USB	24.2×16.9×14.5	LEDライト搭載	暗い場所でも使いたい人	詳細を見る

ふくぽっか

料金(税込)	4,950円
最高温度	45℃
電源	コンセント
サイズ(cm)	25.5×15.5×13.0
特徴	大判サイズのおしりふきに使用できる
おすすめの人	大判サイズのおしりふきを使っている人

公式ショップの人気商品ランキング1位(※)の「ふくぽっか」。ふつうサイズから大判・厚手のおしりふきにも対応しているため、介護用のおしりふきも使えます。通電後30～40分で45℃まで温まり、保温もできます。高温にならないため、やけどの心配がありません。

おしりふきが少なくなると、下から自動で押し上げてくれる設計で取り出しやすく、暖かい状態を保てます。ふたの開け閉めは、ワンプッシュで簡単に開け閉めが可能です。ふくぽっかはメーカー保証が1年付いているため、安心して購入できます。

※ 2025年1月29日～2月4日集計

コンビ クイックウォーマー ハンディ

料金(税込)	4,408円
最高温度	45℃
電源	コンセント
サイズ(cm)	21.9×17.9×15.4
特徴	片手で扱いやすい
おすすめの人	おしりふきを移動させて使いたい人

ベビー用品メーカーが作った「コンビ クイックウォーマー ハンディ」。ふたに持ち手があって運びやすく、電源スタンドがマグネット式のため、片手で外せて便利です。外した後は、電源スタンドに戻すだけで済み、抜き差しの手間がありません。下から押し上げる構造で最後の1枚まで取り出しが簡単です。

市販のおしりふきも使用できます。電源を入れると、おしりふきの上から5枚までを、30分で約45℃まで温められます。色はカシミアベージュとカーキの落ち着いた2色から選択が可能です。楽天の口コミがレビュー件数22件で4.41と高い評価がついています。

リッチェル おしりふきウォーマーR

料金(税込)	4,400円
最高温度	45℃
電源	コンセント
サイズ(cm)	17.5×11.4×10.5
特徴	ボタン1つで電源のON/ OFFが可能
おすすめの人	電源ボタンでON・OFFを切り替えたい人

1956年創業の日本の生活用品メーカーが製造した「リッチェル おしりふきウォーマーR」。ヒーター分離タイプのため、おしりふきのみ持ち運べて、やけどの心配がありません。最短30分でおしりふきが45℃まで温まります。汚れが落としやすく、年中使える温度です。

電源ボタンが付いていて、ON/OFFをすぐに切り替えが可能です。コンセントの抜き差しをする必要がなく、ボタン一つで必要なときに使えます。サイズがコンパクトで、家中どこでもすっきり置けます。楽天市場で購入すると、ポイントもついてお得です。

上から温め ウエットティッシュウオーマー

料金(税込)	3,850円
最高温度	55℃
電源	USB
サイズ(cm)	20.0×12.0×9.8
特徴	40～55℃まで4段階の調整可能
おすすめの人	温度調節を細かく調整したい人

40～55℃の間を4段階で温度調整が可能な「上から温め ウエットティッシュウオーマー」。温度ディスプレイが付いており、設定温度が一目でわかります。コンパクトに見えますが、市販の80枚入りおしりふきが使用できます。省エネ設計のため、1日中使っても5日に1回の充電で十分です。

上部4～5枚のおしりふきを急速にあたためが可能です。上部のみ温めるため、おしりふきの乾燥を防ぎます。温度センサーを内蔵していて、加熱後も一定温度を維持できます。3,850円(税込)と手頃な価格で、初めての人にもおすすめです。ホワイトやピンク、グリーンの3色から好きな色を選んでみてください。

LifeBasisおしりふきウォーマー

料金(税込)	3,999円
最高温度	60℃
電源	USB
サイズ(cm)	24.2×16.9×14.5
特徴	LEDライト搭載
おすすめの人	暗い場所でも使いたい人

急速加熱ができる「LifeBasisおしりふきウォーマー」。急速加熱と常時保温の2つのモードから選択でき、急速加熱モードは約15分で温まります。温度は、50℃・55℃・60℃の3段階から選択が可能です。人肌よりも温かく、ふいている間も快適です。

ダブルロック機能付きで、不意にふたが開かず、やけどを防げます。ふたの開け閉めはワンプッシュで簡単です。本体の内部に底上げスプリングがあり、おしりふきが最後まで簡単に取り出せます。底が広い設計のため、倒れにくく安心です。LED夜間ライトが搭載されていて、暗い場所でも使いたい人におすすめです。

介護用おしりふきウォーマーをおすすめする理由

介護用おしりふきウォーマーをおすすめする理由は、以下のとおりです。

» 介護でおしりふきを暖めるメリットや方法を解説！

肌への刺激が軽減される

おしりふきウォーマーを使用すると、肌への刺激が大幅に軽減されます。温かいおしりふきを使うメリットは、以下のとおりです。

敏感肌の人は、温かいおしりふきの使用がおすすめです。温かさにはリラックス効果もあるため、おむつ替えの際のストレスを軽減できます。温かいおしりふきは皮膚のバリア機能を保護し、外部刺激から肌を守ります。冷たさによる筋肉の緊張も軽減されるため、スムーズな介護が可能です。
» 高齢者用オムツの種類と選び方、助成制度を解説！

季節を問わず快適な使用感を維持できる点も、おしりふきウォーマーの魅力です。

汚れが落ちやすくなる

おしりふきを温めると、汚れが落ちやすくなります。温かいおしりふきが、皮脂や排泄物を柔らかくするため、少ない力で拭き取り可能です。皮膚の毛穴が開き、汚れが取れやすくなります。微生物の活動も抑制され、衛生的です。温かく血行が良くなると、新陳代謝が活発になります。
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お尻かぶれを防げる

温かいおしりふきの使用は、かぶれ予防に効果的です。皮膚の乾燥を防ぎ、血行を促進します。摩擦によるダメージの軽減も可能です。効果的に汚れを落とし、細菌の繁殖を抑制できます。保湿効果により、皮膚のバリア機能を維持し、皮膚への刺激を最小限に抑えられる点もメリットです。

清潔で乾燥した環境を保ち、お尻かぶれの予防に役立ちます。

介護者のストレスを軽減できる

おしりふきウォーマーを使用すると、介護者のストレスを大幅に軽減できます。被介護者に不快感を与えにくくなるため、おむつ交換がスムーズです。被介護者が驚いたり抵抗したりするのを避けられます。おしりふきウォーマーの活用で、介護者の疲労やバーンアウトのリスクが低下し、介護の質向上にもつながります。
» 介護時のオムツ交換の手順とコツ、注意点を解説！

おむつ替えの時間短縮につながる

おしりふきウォーマーは、おむつ替えの時間短縮に効果的です。温かいおしりふきを使うと、素早く効率的に汚れを落とせ、拭き取り回数が減少します。被介護者が驚いたり抵抗したりするケースが少なくなるため、スムーズに介護できる点がメリットです。

介護用おしりふきの温め方

介護用おしりふきの温め方は、以下のとおりです。

» おしりふきウォーマーの使い方や種類を解説！

電子レンジ

電子レンジは、おしりふきを短時間で均一に温められます。温度調整が容易で、適温に調整しやすい点が特徴です。電子レンジでおしりふきを温める際は、電子レンジ対応の専用ウォーマーを使用してください。15〜30秒程度で適温になりますが、温度むらを防ぐため途中でかき混ぜましょう。

お湯

お湯を使用しておしりふきを温める際は、ポットやケトルで沸かしたお湯を使用します。適切な温度は40〜45度です。清潔な容器やボウルにお湯を入れ、おしりふきを密閉袋に入れます。袋ごとお湯に5〜10分程度浸しましょう。直接おしりふきにお湯が触れないようにして、使用前には必ず温度を確認してください。

こたつ

こたつの中に置くだけで、おしりふきが緩やかに温まります。部分的に熱くなり過ぎることもなく、均一に温まります。こたつを使用するメリットは、以下のとおりです。

温度調整が難しく、乾燥してしまう場合があるため、定期的に確認してください。衛生面にも気をつけましょう。こたつの中に直接置くのではなく、清潔なトレイなどの使用をおすすめします。温まるまでに時間がかかるため、余裕をもって準備しましょう。火災のリスクを避けるため、長時間の放置は避けてください。

ヒーター

専用のヒーター付きウォーマーを使用すると、おしりふきを適温に保てます。低温設定で安全な温めが可能です。均一に温まるよう設計されているため、おしりふき全体が同じ温度になります。温度調節機能付きの製品を選ぶと、状況に応じて最適な温度に設定が可能です。

介護用おしりふきウォーマーを使うときの注意点

介護用おしりふきウォーマーを使うときの注意点は、以下のとおりです。

使用前に温度を確認する

おしりふきウォーマーの使用前は、必ず手で触れて温度を確認しましょう。適切な温度は、体温程度(36〜38度)が目安です。熱すぎる場合は冷ましてから使用し、冷たすぎる場合は追加で温めます。温度むらがないかの確認も大切です。温度計を使用すると、より正確に温度を把握できます。

温まるまでの時間を考慮する

おしりふきウォーマーを効果的に使用するには、温まるまでの時間の考慮が重要です。製品によって温まる時間が異なるため、事前に確認しましょう。電子レンジを使用する場合は、10〜30秒で温まります。お湯で温める方法を選ぶと、5〜10分ほどかかる場合があります。

こたつやヒーターを利用する場合は、15〜30分程度の時間を見込んでください。温まり具合は室温や湿度によっても変わるため、状況に応じて調整しましょう。急いでいる場合は、少量ずつ温めると効果的です。使用頻度が高い場合は、常時温めます。

定期的に清掃する

おしりふきウォーマーは、週に1回の頻度で清掃しましょう。清掃の手順は以下のとおりです。

内部に水が入らないよう注意してください。清掃後は、乾いた布で水分をしっかり拭き取ります。カビや雑菌の繁殖を防ぐため、十分に乾燥させてください。フィルターがある機種の場合は、定期的な交換も忘れずに行います。清掃の詳細な方法は、製品の取扱説明書を確認しましょう。

介護用おしりふきウォーマーに関するよくある質問

介護用おしりふきウォーマーに関するよくある質問は、以下のとおりです。

温めすぎたときはどうすればいい？

おしりふきを温めすぎたときは、おしりふきを広げて熱を逃がしましょう。すぐに温度を下げたい場合は、冷たいおしりふきを入れてください。冷水で軽く湿らせたり、扇風機やエアコンの風に当てたりする方法も効果的です。温度が下がらない場合は、温度が下がるまで待ちましょう。

肌は敏感なため、熱すぎるおしりふきは使用を控えてください。

温めたおしりふきはどのように保管すればいい？

温めたおしりふきは、清潔で乾燥した密閉容器に入れて室温で保管しましょう。直射日光や高温多湿は避け、24時間以内に使用してください。保管中は定期的に状態を確認し、細菌の繁殖を防ぐため長期保存は避けましょう。使用前には必ず温度を確認します。使用ごとに新しいおしりふきを温める方法が理想的です。

長時間使用は問題ない？

おしりふきウォーマーの長時間使用には注意が必要です。過度の乾燥や温度上昇の可能性があるため、適切な使用方法を守りましょう。安全に使用するためのポイントは、以下のとおりです。

長時間の使用後は本体を十分に冷まします。異常な発熱や匂いがある場合は、すぐに使用を中止し、メーカーに相談してください。使わないときは、こまめに電源を切りましょう。長期間使用しない場合は、電源プラグを抜くと安心です。定期的なメンテナンスにより、おしりふきウォーマーを長く安全に使用できます。

外出先での温め方はどうすればいい？

外出先でおしりふきを温める方法は、以下のとおりです。

携帯用カイロは、おしりふきの容器に貼り付けたり、一緒に保温バッグに入れたりすると、手軽に温められます。

まとめ

おしりふきウォーマーを使用すると、肌への刺激を軽減し、衛生面でも効果的です。おしりふきウォーマーを選ぶ際は、保温性能やサイズ、機能性で選びましょう。電子レンジやお湯など、状況に応じて温め方を選べます。使用時は、温度確認と定期的な清掃が大切です。温めすぎや長時間の使用には注意しましょう。

外出先では携帯用ウォーマーが役立ちます。おしりふきウォーマーを効果的に活用し、介護の質を向上させましょう。